VAIO PCS−HS13BL5へのubuntu(Ver.12.04.2)インストール

  • 家族所有のwinXP−VAIO(PCS−HS13BL5)は、win7への移行がハードウエアの制限で不可能(windows7 upgrade adviser談)との悲しい宣告。XPサポート切れの来年以降、どうするかが思案どころ。
  • 用途は、主に洋裁用のCAD(DG−メトロ)と、タブレットでやりにくいような、大画面と文字入力が必要なweb閲覧用。前者はネットに接続しないので、スタンドアロン(非ネット接続)でも利用継続可能。ただ、後者は来年以降、セキュリティに問題が。
  • victorのinterlinkへのpuppy_linux導入成功(blog/PC/puppy_Linux)に味をしめ、vaioへもlinuxを導入する方向でとりあえず延命を図ることにしたのですが・・・

ubuntu Ver.12.04.2

インストール

  1. 前項のサイトを参照しつつ最もサポート期間が長いディストリビューション(12.04.2;2017年4月)のisoイメージをダウンロードし、
  2. DVDに焼いて起動ディスクを作成、
  3. VAIOでは、
    1. ディスクデフラグをしてC,Dドライブを整理した後に
    2. EaseUS Partition MasterHome Eitionなどを使ってDドライブの空き領域を一部(10GBほど)空けて「unlocated」状態にしたうえで
  4. 上記ubuntuの起動ディスクをvaioに入れてDVD−ROMブートし、
  5. そのままubuntuを起動して動作状況を確認し、
  6. ubuntuのデスクトップ画面から「インストール」アイコンを選択して
  7. 既存のwindowsXPを残して空き領域にubuntuをインストールする方を選択してインストールを実行(これがネットから更新ファイルをダウンロードしたりするもので、トータル1時間ぐらいかかった)

「HardError」

  1. ubuntuのインストール完了後、DVDを抜いて再起動したところ、winXPとubuntuのデュアルブートのブートメニューがでるところまではよかったのですが、ここでwinXPを選択すると「HardError」が。HDDが壊れた?
  2. 緊張と不安でおなかを下しつついろいろwebをしらべてみると(はじめに調べておくべきだった)、同じような人がいてこんなQ&Aが → OKwave「Windowsの起動、リカバリが出来ない。」 | おしえてgoo(同名タイトル)
  3. 嘲るような回答に絶望的になるも、質問者の「MBRを復活させることでWindowsが起動するようになりました! 」という想像に反した「お礼」に目が釘付けに!
  4. で、すこし落ち着きつつMBR修復法を記した記事を探すと、ほどなくこれを発見 → 「MBRの修復(マスターブートレコードの修復)」
  5. 指示通りwinPEの起動ディスクをWinPe-tch Directを使って作成し、VAIOで起動。指示通りコマンドプロンプトから「bootsect /nt52 sys /mbr」と入力してMBRを修復し、再起動すると、見事、もとのwinXPが(シングルブートで)無傷で復活しました。ホッ。
  • どうやら、ubuntuインストーラーがHDDにパーティションを複数作成しようとするのですが、VAIOのHDDにはすでにリカバリ領域、C、Dと、謎の隠しパーティション1つが存在していて、結果、プライマリパーティションの上限数を上回ることになり、不具合が生じてしまうようです

今後

  • ということで、拙速に進めたubuntuインストールは失敗したので、interlink同様に、HDDのパーティション追加を必要としないpuppyのインストールを行うか、C・Dドライブをマージしてドライブ数が4収まるようにして再度ubuntuのインストールを試みるか、再検討することに。puppyは機能的に制限が多いので、できれば高機能なubuntuやvineなどその他のディストリビューションにしたいなぁと思いつつ。
  • と、puppyインストールに使ったunetbootinを使ってみるかなぁと、書きながらつらつらwebをみていると、wubiというインストーラもあるようで。このあたりを使って、なるべく現状のwinXP環境を温存しつつubuntuのインストールに再挑戦することを心に決めて、とりあえず今夜は寝ることに。あ〜肝を冷やした。。。

VAIO PCS−HS13BL5へのubuntu(Ver.12.04.2)インストール Part.2

  • ついにwin7_PCを二台自作して、VAIOには引退して頂くことに。
  • 内部を分解して、後日中身を参照する必要が生じたときのためにHDDを救出。ケースと電源を別のM/Bのシステムに流用できないかと内部を見たものの、内臓M/BはCD/DVDドライブを避けたL字型の変則的な形状。M/Bの交換は断念。このままHDDのみ付け替えて再利用の道を探ることに。
  • とりあえず手許に余っている80GBのHDDを取り付けて、いままで別のPCで使っていたwinXPproをインストール。
  • テレビにでもつないで、テレビでネットを見たりちょっとしたwindowsのプログラム(EXCELのマクロで作った子供用の文字教育ソフトとか)を動かすのに使おうかと思うものの、winXPはもう4月でサポート切れ。セキュリティ上問題があり、このPCには何も重要データを置かないとしても、LANを通じてホームネットワーク内のPCにウイルスが感染したり接続されてしまったりということが懸念される
  • そこで、web閲覧はLinuxで行うかな、と。

インストール

  • 今回はプライマリパーティション数の上限に引っかかることもなくインストールは無事終了
  • しかし、動かしてみると、盛りだくさんなディストリビューションだけに(?)とても動作が重く、期待していた性能が得られなかったので、結局あきらめることに。グラボがPCI接続だったりCPUがCeleronだったりで、マシンの総合的なスペックが相当低いのでしょう。


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Last-modified: 2014-11-09