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Ｐ４ＰＥ＊ｐｅｎ４システムへのwindows7のクリーンインストール大作戦（ＸＰとデュアルブート）〜H25年2月〜
- koalaの自作ＰＣは、組み立ててかれこれ10年。
- winXPをそれなりに満足しつつ使っていましたが、来年春のサポート終了が決定的になったため、岐路に。
- microsoftのアップグレード診断ツールによると、現行システムではwin8へのアップグレードは不可、win7ならばおおむね問題なしと出ました。
- ここで、オンボードethernetのドライバが互換性なしとの診断結果を見落としており、あとで困ることに。
- Ｍ／ＢとＣＰＵの交換＆win８移行も考えましたが、win8はofficeをはじめとする現行ソフトの互換性を著しく欠いており、ソフトの初期投資が莫大になると考えられるため、見送りました。
- webをみても、現行システムでどの程度サクサク動くか、そもそも互換性の問題なくシステムが作動してくれるのか、十分な情報がない中、一か八か、win7の32bit版をインストールすることに。
システムの基本構成
- ＣＰＵ：pentium4 2.4GHz
- Ｍ／Ｂ：ASUS P4PE gigabitLAN
- メモリ：２ＧＢ
- ビデオカード：NVIDIA GeForce2 MX/MX 400 (AGP)
- Silicon Image SiI060 ATA/133 Controller(PCI) 〜 ATA133のポートを増設するPCIカード（HDD,DVDドライブ接続用）
ｗｉｎｄｏｗｓ７インストール
- 「ＸＰモード」が使えるということで、「profesional」32bitを選択。ＸＰとのデュアルブートに支障があると嫌なので、アップグレード版ではなく通常版を選択。
- インストール自体はスムーズに終了。XPとのデュアルブートもOK（起動すると、「古いWINDOWS」と「WINDOWS7」を選択する画面が表示される。windowsXPはトラブル時の作業継続用に２つのドライブにインストールしてデュアルブートにしていたが、「古いwindows」を選択するとそのままの状態で引き継がれている。デフォルトのシステムはwin7。なので起動時に放っておくと、win7が自動的に起動する。
- インストール終了後にデバイスマネージャーを確認すると、下記のデバイスにインストール不良サイン（黄色の三角）が。
- RAIDコントローラー
- オンボードのgigabitLAN
- ATA133増設用のPCIカード（Silicon ImageSiI0680ATA/133 Controller）
- SonyのFelicaPort?
- (ii)はインターネットにつなげないことを意味していて、さすがに焦る。Ｐ４ＰＥのメーカーであるＡＳＵＳのＨＰを見てもwin7対応ドライバの頒布は見当たらない。
- ・・・と、webを検索していてとあるHPにたどり着く。P4PEのセットアップ用ディスクをCDDに入れてデバイスマネージャーからドライバーインストール操作をすればいいとな。これは灯台もと暗し。P4PE購入当時にwindows7は当然存在しなかったので最初からあきらめていて試していなかった手段。で、実行してみたら(i)(ii)はあっけなく解決。味をしめてATA133増設用のPCIカードのセットアップ用ディスクを入れて同様にやってみたら、(iii)も解決。
ソフト
- winXPの主立ったソフトをインストールしてゆく。office2003、一太郎１２、LotusOffice98、ホームページビルダー２００１、DVD MovieWriter3.5は問題なし
- Norton360はライセンス上限の３台目のインストール。同じPCのXP用にダウンロードしてあったインストール用のファイルを起動してインストールしたらおかしな状態になったので、Nortonのアカウントから新たにダウンロードしてインストール。これは成功。動作も順調で、XPよりも軽く動いている印象。
- PhotoImpact10SEは、インストールはできたものの、起動するとレジストリの設定異常のワーニングが。スキャナ経由で画像を読み取らせようとすると、スキャナのドライバがうまく作動せず、読みとり領域指定などが行えない。調べてみると、同じような人がいるようで、どうやらこのソフトはwin7に完全には対応できていないらしい。そこで、XPmodeの導入を決意。
Ｏｐｅｒａ
- インストールしましたが、どうも調子が悪いですね。メールと一体化していて便利なのでぜひ使いたいのですが、しばしば「応答なし」になって、タスクマネージャーでさえプログラムを停止できず、winの再起動をせざるを得なくなります。
- 特にメールに添付されてきた一太郎を開くと必ず固まります。Ｏｐｅｒａを開いたまま別のプログラムを実行したりしていてもよく固まります
- 履歴が残らないようにプロファイルの名前を変えてアンインストール、再インストールして、いちおう固まらなくなりましたが、楽天アフィリエイトやamazonのページがうまく表示できないなど、ブラウザの方もあまり使い勝手がよくありません。
- ｗｉｎ７にしてからＩＥの動作が軽くなったので、メーラーはThunderbirdに切り替えを試行中。実はWindowsLive?メールも使用してみましたが複数アカウントでの使い勝手が悪く、使うのをやめました。
MicrosoftOffice2003
- 起動するとインストーラが起動してしまう
- インストール後は確か起動確認したはずだったが、いざ本格的に使おうとすると、excelを起動するとなぜかインストーラーが起動し、○○○．ＣＡＢというファイルが見あたらないだの、インストール用ディスクを挿入しろだののメッセージがでるようになってしまった。このファイルはインストールディスクのルートディレクトリに存在しているのだが、ディスクを挿入してルートを指定してみても、ディスクを読みに行く感じはなく、修復作業が行われない。このままキャンセルを押せばしばらく待ってexcelは起動するのだが、うっとうしいのと時間がかかるのとで嫌気がさし、改善を試みることに。
- ｗｅｂを調べてみると、似たような症例報告が散見され、インストール情報がなんらかの要因で破壊されているとの見立てが。対処方法は、microsoftが提供するツールなどを使って完全にアンインストールして再インストールするようにアドバイスしているページが多い。でも面倒なので、なんとかアンインストールや変なツールのダウンロードはせずに問題解決を図ろうと、とりあえずwin7の［コントロールパネル］→［プログラムと機能］でoffice2003を選択してみる。
- アンインストールのほかに修復や変更といった選択肢も表示されている。ここでは、office2003のディスクをドライブに挿入したままで、まずは「修復」を選択。すると、時折ディスクを読みとりつつ、どんどん修復作業が進み、レジストリや「キャビネット」（どうやら「○○○．ＣＡＢ」ファイルは「キャビネット」に関係しているらしい。いままでの起動時エラーで要求された○○○。ＣＡＢも、順調にディスクから読みとられてゆき、修復は５分ぐらいで完了。正常に起動するようになった。
- 起動するたびに、使用許諾契約書への同意が求められる
- 修復がかなってexcelを使用し始めるも、起動の度に「使用許諾契約書」への同意が求められる状態が続く。ふつうこれは最初の一回のみで終了するはずの手続き。おかしいのでググってみると、microsoftのHPにこんな記事が→「Windows 7 および Windows Vista にプレインストールされている Office を起動するたびに使用許諾契約書が表示される」
- ここでは、プログラム名入力フォームから「winword」を実行せよとなっているが、「スタート」→「すべてのプログラム」でexcelを右クリックして・・・「管理者として実行」がない・・・
- 右クリック→「プロパティ」→「互換性」→「すべてのユーザーの設定を変更」で、「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れてexcel起動。使用許諾契約書に同意すると、次回から同意を求められなくなった。一件落着。
Internet Explorer9
Windows XP Mode および Windows Virtual PC
- Windows XP Mode および Windows Virtual PCは、win7リリース当初はCPUの仮想化（Intel Virtualization Technology ）対応がインストール条件だったそうですが、その後「windows XPmode upgrade」という更新プログラムがリリースされ、この条件が不要になったようです。公式サイトにもそういう説明が。
- インテルのXPmodeページ（http://www.microsoft.com/japan/windows/virtual-pc/download.aspx ）の指示に従って、��XPmode、��VirtualPC、��windows XPmode upgradeを順にインストールして行きます
- �´△泙任鰐簑蠅覆�進行し、一旦再起動した後で��ですが、ここで問題発生。インストール操作（HPのボタンクリック）すると、「PCの更新プログラムをチェックしています」といったメッセージが出たまま更新処理はストップ。ヘルプにもこういう症状についての説明はなし。仕方ないので、「windows update」で更新プログラムを全てインストールすることに。重要なものはすでにインストールしてあったのですが、残りの任意のものも更新してしまうことに。
- で、再度��を試してみると、何とすんなりインストールが成功。やはり、なにかの更新プログラムが不足していたようです。
インストール後のセットアップ
- XPmodeを起動すると、セキュリティの警告画面が。そうか、このモードはこのモードで独自にセキュリティ対策が必要なのね。セキュリティセンターをみてみると、ファイアーウォールはwindowsのが設定されているので、あとはアンチウイルスソフトが足りないだけ。Microsoftの「セキュリティ ソフトウェア プロバイダー」のページ（http://www.microsoft.com/japan/windows/antivirus-partners/windows-xp.aspx）に飛んで、プロバイダ一覧を眺めつつ、avastでも入れようかなと思ったりもしたけれど、別にメールをみるわけでもないので、MicrosoftSecurithiEssentialsでいいかと、これをクリック。すると、ＩＥをアップグレードせよとのページに飛んでしまった。どうやら初期設定のＩＥがVer.6だったようで。で、仕方なくIE8のインストールを開始。
- これが妙に時間がかかる。XPmodeのメモリ使用量が５１２ＭＢに制限されているからか？プログラムのダウンロードに５分以上。その後の「アクイノアルソフトウェア」チェックやらなんやらで２０分近くかかってしまった。ただ、その間も、win7は問題なく動作するので、別の用事をwin7で行いつつ推移を見られるので、大したストレスはなし。
- ＩＥ８インストール完了後は「再起動」指示。これがおもしろくて、再起動を選択すると、ログオフ・切断されるのはＸＰモードのウインドウだけ。win7には影響なし。なんか不思議な感覚。で、XPモードは勝手に一旦閉じて、また再起動された。おもしろい。
- で、引き続いてMicrosoftSecurithiEssentialsのインストール。VirtualPCウインドウ内でプログラムと更新データのインストールが進行し（これもやや遅い感じがする。でもwin7の操作には特に影響ないようで）、終了後は無事「PCの状態：保護」に。その後、クイックスキャンが始まり、また時間が。
PhotoImpact10SEのインストール
- ようやくPhotoImpact10SEのインストール。XPモードのウインドウを選択してCDをドライブに入れるも自動再生は始まらず、Explorerから手動で再生。PCの各ドライブはXPモードのExplorerでは「○○のＣ」「○○のＤ」・・・（「○○」にはユーザ名が入る）となっている。あとはバーチャルＰＣのウインドウ内でインストールが進行して行く。
- インストール完了後起動したところ、レジストリの異常もなく、正常にインストールされた様子
NECの旧式スキャナ（NEC MultiReader1201U）
- win7にスキャナのドライバをインストールし、win7にインストールしたPhotoimpact10からこのスキャナを起動したところ、ドライバが思うように作動せず、スキャンはできるものの、PhotoImpact?に画像を渡す前にスキャン画像のチェックをしたりスキャン領域を自動的に紙範囲に限定する機能が使えない。
- ドライバはXP対応までしかなく、それとてメーカーサイト（http://www.nec-display.com/jp/scan/download/1201u_xp.html）からダウンロードしても解凍できない。
- ←メーカーサイトでは下記のように説明されているが、ダウンロードした「1201u_xp.exe」をwinXP上でダブルクリックしたらプロンプトが起動したまま勝手に閉じてしまい、展開場所を聞いてこないし、「c:￥1201U_XP"フォルダ」も作成されていない。
解凍先フォルダを聞かれますので、適当な場所を指定してください。
(初期設定では"c:￥1201U_XP"フォルダになります。)
フォルダが作成され、ファイルが解凍されます。
- 仕方がないのでｃドライブを検索したところ、「c:\drivers\」の下に上記フォルダが自動生成され、その中に解凍ファイルが生成されていた。勘弁して欲しい誤説明だ。
重い・・・
- メモリはとりあえず５１２ＭＢ割り当てたが、マシンの総メモリが２ＧＢしかない旧型機のため、これ以上にＸＰモードにメモリを割くわけにもゆかない。ＶＣやＸＰモードとしてのソフトの起動は大変遅く、これなら、再起動して従来のＸＰを直接実行した方が早いのではないかという印象も。まぁ、ｗｉｎ７上でもＸＰのソフトを動かせるよ、というだけの代物な気がする。
- 結局、再度win7にPhotoImpact10SEをインストールし、スキャナドライバも強引にインストール。PhotoImpact10SE起動時にレジストリ異常エラーが出て、スキャナドライバも「仮読みとり」によるプレスキャンやオートトリミングの機能は使えないものの、「読み取り」でいきなりPhotoImpact10SEに画像を取り込んで「調整」→「クロップ」でオートトリミング、「調整」→「調整」で自動画像調整、を行うことで（「一括処理」にこの手順を登録すれば一度に実行可能）同等の機能を得られ、仮読み取りの手間も要らないので、これでいってしまおうという気になってきた。
ネットワークの設定
- koala家ではBuffaloのLinkStation?というNASをホームネットワーク上に置いて、その中をいくつかのパーティションに区切ってネットワークドライブとして使用している。で、そのネットワークにはいわゆる「workgroup」のようなグループ名が付与されている。これらのネットワークドライブにwin7で接続しようとして意外な悪戦苦闘を強いられることに。そういえば以前にも、Norton360をアップグレードした際にホームネットワーク上の機器が相互に見えない状態になってしまい、困ったことがあったっけ。今回もファイアーウォールをNorton360に担わせていることがややこしさの一因とも思われる。あとは、ネットワーク上がwin7で統一されていないことも、すっきりゆかない一因。ノートPC一台はPuppyLinux?だったりするし。
- エクスプローラを起動して「ネットワーク」の項を見ると、ネットワーク上に接続されているPCやNASが自機を除いて何も表示されていない。NASは恐らく「コンピュータ」の項に表示されないといけないはずだが。。。一方、「メディア機器」という項にはLinkStation?が表示されているが、メディアサーバとの位置づけらしく、ダブルクリックするとMediaPlayer?が起動してしまう、ただ、LinkStation?がネットワーク越しに見えてはいるようなので、望みはある。
- プリンタもこのNASにUSB接続されているので、NASと繋がないと印刷もできない
- win7でネットワークの設定は「コントロールパネル」→「ネットワークと共有センター」でいいだろうと、ここを経由してあれこれ設定をいじるもうまくゆかず、エクスプローラで「ネットワークドライブの接続」からもNASが見えない状況から脱せない。
- Norton360でネットワーク機器間のセキュリティを「信頼」に弱めても状況は変わらない。
- そこで最終的に、エクスプローラの「ネットワーク機器の接続」で直接NASのアドレス（機器名）を「\\lsXX-XX\○○」（○○はNAS内のフォルダ名）と入力してみたところ、認識されると共に、エクスプローラの「ネットワーク」項にもNASが登場。NASの各フォルダを「コンピュータ」内でネットワークドライブとして登録することにも成功し、一安心。
プリンタの設定
- koala家ではBuffaloのLinkStation?というNASをホームネットワーク上に置いて使用しており、そのUSBポートに旧式のHP製プリンタ（DeskJet720C）をパラレル⇔USB変換ケーブルを介して接続している。
- 上記でNASへの接続が確立されたのを受けて、エクスプローラの「ネットワーク」項でNASを選択し、そこに表示される「ｌｐ」（ラインプリンタ）を開いて、
- 「通常使うプリンタ」に指定。
- ドライバをインストール。（「DJ720C」はちゃんと選択肢にあった）
- 「共有」から共有設定
- プロパティからテスト印刷も実行できて、これでOK。
windows search サービスの停止
- CPUが100%に張り付いているのでタスクマネージャーを調べてみると「searchindex.exe」というプロセスがCPUを占有している様子。
- いろいろ調べてみると、これはPC内のファイル検索を早くするためのインデックスを作成するサービスらしい。
- あまりファイル検索はしないので、このサービスを停止することに。
- 管理者権限で「コントロールパネル」→「管理ツール」→「サービス」で、一覧から「windows search」というサービスを探し、右クリックで「プロパティ」を選択し、「全般」タグで「スタートアップの種類」を「手動」に、「サービスの状態」を「停止」にすればOK
- 単に「停止」にするだけでは、すぐに自動で再起動されてしまうので、必ずスタートアップの種類を「無効」か「手動」にすることが必要。
動作
- 一言で言えば、XPよりも圧倒的に軽い。まだシステムがきれいなことにもよるが、起動後「ようこそ」画面にｐｗを投入した後、すぐにソフトが起動できる状態になるのは素晴らしい。XPではなにやらごそごそ初期の起動に時間がかかって、デスクトップが表示されていてもなかなか作業に取りかかれなかったものだが。（StartupDelayer?でスタートアップ時の自動起動を遅らせるなどしても、やはり起動は遅かった）
Intel Core i7 3770 * ASUS P8H77-V システムへのインストール
- ｐｅｎ４で動作することが確認できて気が済んだので、メイン機をｉ７ＣＰＵを擁したシステムに作り変えてｗｉｎ７−６４ｂｉｔをインストール！
システム
- ＣＰＵ：Intel Core i7 3770
- Ｍ／Ｂ：ASUS P8H77-V
- メモリ：ADATA AX3U2133XW4G10-2X [DDR3 PC3-17000 4GB 2枚組]
動作
スタンバイ復帰時のＵＳＢ機器復帰不可事象
- 普段はほとんどシャットダウンせず、起動が早いスタンバイを利用していますが、結構な頻度でＵＳＢ機器（マウス、パソリ、メモリーカードリーダ）がスタンバイ復帰時に再接続（再認識）されず、システムの再起動を余儀なくされる
- ｗｅｂを見ると、以下のアドバイスが多く為されていますが、状況は改善しません。
- 電源オプションで「電源オプション」→「電源プランの選択」→「プラン設定の変更」→「ＵＳＢ設定」→「ＵＳＢのセレクティブサスペンド設定】を【無効】にせよ
- 「デバイスマネージャ」で、スタンバイ復帰時にうまく復帰しないＵＳＢデバイスの設定画面（プロパティ）を開き、「電源の管理」タブで「このデバイスでコンピュータのスタンバイ状態を解除できるようにする」のチェックを外す
- 結局、「Microsoftから配布されているdevconを用いてUSB機器を再認識させる」という方法（タスクスケジューラを用いる）で解決できたようです。今のところ、１０回以上連続でスタンバイから問題なく復帰できています。方法は右記サイト参照→YELLooooW 大学生の日々のキロク
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