PCケース内のファンとケーブルの干渉防止に「鉢底ネット」

  • PCケースの内部は、SATAが主流になってから随分とスッキリするようになりましたが、それでも、特にサイドパネルにファンを付けた場合、電源ケーブルなどがファンの羽根に接触してバリバリと音がしたり、ファンの回転がとまってしまったりすることがあります
  • koalaのPCは最近M/BとCPUを10余年ぶりに交換したのですが、メインの1.5TBのSATA−HDDのほかに、昔のメインHDDだったATAのHDD3台もデータ吸出し用に内部に搭載しています(M/Bのbiosで切り替えれば起動もできました!)。
  • で、さすがにHDD4台を重ねて取り付けると触れないぐらいに熱くなるので、PCケースのフロントパネル内側に吸気用(HDD吹き付け用)の12センチファンを取り付けることにしたのですが、いざシャーシに取り付けて、フロントパネル(化粧パネル)をはめ込んでみると、ガリガリと音がしてファンが止まってしまいます。どうやらフロントパネル内側のスイッチからの電極かケーブルが、シャーシのフロント面の通気口を通して内部のファンに接触してしまっているようです
  • で、家にある素材を物色していると、下記のような「鉢底ネット」を発見
  • 20130811111758.jpg
  • これは100円ショップの園芸コーナーで売られているもので、植木鉢の底に敷いて土の流出を防ぐためのものですが、金魚のモス固定用に買ってありました。プラスチック製で1mm程度のメッシュになっています
  • これをファンの通気口を覆うていどに切ってシャーシの通気口の表面(フロンとパネル側の面)に貼り付け、フロントパネルを嵌めてみると。。。大成功!干渉はおさまりました。そりゃソウです。さすがのケーブルもこのメッシュを超えてまでは入り込めません
  • ついで、サイドパネルに取り付けられたファン。これは昔から内部の配線と干渉して異音を生じる厄介者でした。これをサイドファンの内側につければ。。。
  • ところが、サイドファンの羽根はファンのフレームよりも若干ケース内部側にはみ出していて(どうやら回転軸が傾いている)、そのままネットを内側に取り付けると羽根が当たってしまいます。
  • そこで、思案の結果、ネットをたわませてかまぼこ状になるように取り付けて、羽根とネットの間に空間を確保することを思いつきました。長方形に切ったネットの両端をファンの外側に取り付けられた金属のガードに針金(園芸用の、ビニールコートしてあって好きな長さに切って使うあれ)でくくりつけて完成。これで、配線の状況を気にせずパネルをケース本体にはめこむことができるようになりました。

Counter: 2244, today: 1, yesterday: 2


Last-modified: 2014-11-09