koala家 卓上水槽の機器構成

設置環境

20130407150511金魚c.jpg
  • リビングの食卓の上。キッチンからせり出すカウンターとの間の、わずか高さ23センチの隙間に設置。
  • 上記のような特殊な設置場所なので、水槽や照明などの選択肢が極端に限られてくる。

うまくゆかなかった初期セット

  • 最初、子供が幼稚園ですくってきた金魚を入れるために購入したのがこのテトラの飼育セット。
  • フィルターは外掛けフィルタとしては性能に定評があるAT−20が付属していてよいのですが、水槽は17センチのキューブで満タンで4L強のミニサイズ。
  • 水量が少ないために立ち上げ直後の水質が安定せず、フィルタの水流が激しすぎて金魚が翻弄されてしまう、エアレーションをするとさらに水流が激しくなって・・・と、なかなかおちついた環境にできず、二年連続で1週間以内に全匹死なせてしまうことに。
  • 17センチキューブなので、上記設置位置にはジャストフィット。メダガぐらいならこれで十分そう。

水槽関連

水槽本体

  • 上記設置条件下で、外付けフィルタや照明が余裕をもって取り付けられる、10Lクラスの水槽となると、選択肢はほとんどこれのみ。11L程度ですかね。
  • 水槽裏面の四隅に、100均で売られている「家具すべーる」のようなフェルトのシールを貼り付けて、メンテナンス時に水槽を滑らせて移動しやすくしています。大地震の時には水槽が動いてしまう危険はありそうですが、日常の水換え時に水槽をテーブルの上で移動させるとテーブルに傷がつくので。
  • シールを貼っておくと、普段は水槽の重みでテーブルに張り付いていて、手で強く水槽を押したときしか動き出さず、いったん動き出すとスムーズに移動できるので、とても便利。
  • ひとまわり小さめの水槽なら、下記も。

  • 7.5Lぐらいですかね。

水槽蓋

  • 蓋は、下記のようにこの水槽純正のものもサードパーティー製もあるようですが、切り欠きの位置が気に入らないので、近所の世界堂でPET製の2mm厚の透明板(30×20cm)を買ってきて、幅を少し削ってえさやり用の5×10センチ程度の切り欠きを作って自作
  • 2ヶ月程度で、水面側の一部がざらざらになって磨りガラスのような風合いに。水垢のようにもみえるけど激落ち君とかで擦っても取れず、謎。水面が接触しているときにエアレーションの泡が出す超音波で細かい傷が無数に付いた?という仮説も立てていますが、水面との接触部分が必ずしもザラザラ部と一致せず、やはり謎。アクリルの方がいいのかなぁ。アクリルだと世界堂にピッタリのサイズがなかったんですよね・・・
  • 100均で売っている樹脂製の下敷きのようなまな板(磨りガラスのような風合いの半透明のプラ版)も、水槽内が見えなくてもよいなら使えそう、少し照明効率が落ちそうですが。

  • 純正蓋

  • サードパーティー製の適合(?)蓋

底砂

  • ソイル(土)だとメンテが大変そうなので、定番のこれを選択。水草が根を張ったりはできないし、嫌気性のバクテリアも住みにくいと思われますが、フィルタに詰まったりもしないし、水換え時に吸い出されることもないので、問題なし。カラフルできれいですし。
  • ダイソーには、同様の金魚用底砂のほか、有毒物質を吸着する能力があるゼオライトの底砂なんかも売っていて、なかなかヤルナ!という感じ。

エアレーション関連

ポンプ

  • 2000cc固定式。2.5W。30〜45cm水槽適合。
  • お店(新宿サブナードの「アクアフォレスト」。以下、「お店」と書いてあるのはすべてこの店。親切でスタッフが皆詳しい。)で「一番静かなポンプ」はどれかを訊いたら、迷わずこの「水心」シリーズを薦められたので、即購入。
  • 置いても、壁面にフックでぶら下げても(吊り下げ用のフック穴がついている)、確かに静か。ただ、吊り下げると、電源ケーブルかホースか何かに触れて共鳴して「ビー」という音を生じることがあるので、本体に何も触れないようにするといいかも。

エアストーン

  • お店で「小さめの水槽なら」と薦められたのがこれ。使用後1〜2週間で安定した泡を出してくれるように。ほかと比較していないので善し悪しはわかりませんが、すぐに崩れたりはしてません。
  • まあ、エアストーンはダイソーなどの100均でも売られています。耐久性はどうなんでしょうか。

ホース関連

  • ホースは何でもいいと思いますが、水槽よりポンプが下になるときは、逆流防止バルブ(逆止弁)は忘れずに。これも新宿サブナードの「アクアフォレスト」の店員さんがポンプ・ホース購入時に親切に教えてくれたもの。

照明

20130413水槽照明.jpg
  • 9Wの電球型蛍光灯(E17)一灯タイプ。フードには反射板がついている。
  • 上記のように、水槽の上に8センチ程度しか隙間がない設置環境でも、アームを右写真のように強く屈曲させて、上写真のようにフードをうまく8センチの隙間に滑り込ませられるので、これしかない!という一品。
  • フォリアの留め具は大きめですが、右の写真のように、奥行き22センチのうちの水槽では、フィルタ(テトラAT−20)横のスペースにぴったりおさまっています。
  • それまでのUSB式のLED灯(二灯態勢)と比べると明るさ、配光とも圧倒的。
  • 水草の長辺は36センチもあるので、さすがに両端部はやや照度が落ちているが、部屋の照明もあるし、観賞用としてはこれで十分隅々まで明るいと感じられる。我が家の金魚は午後1時〜3時頃は寝ているので、隅っこが少し照度が落ちている方が安らぎの場所になってよさそうでもあるし。
  • この照明は、フードの前方に反射板がなく光が抜けてゆくので、ここの内面に両面テープでアルミ箔を貼り付けて反射板にして、照明効率を上げるとともに、食卓で変な水平方向の光が照射されないようにしています。
  • 上記「フォリア」にするまでは、たまたま家にあったこのLEDライトを使用。
  • はじめ1台を使用していたが、水草の育ちが悪いので、家にあったもう一台も動員して二灯態勢に。
  • 毎日使っているとだんだん暗くなってきた感じがし、現に水草も弱り始めてきたので、思い切って上記「フォリア」を購入。

フィルター関連

  • 上記、テトラ 金魚飼育セット PL−17GFについていた外掛けフィルタをそのまま新水槽(カラースリーフラット MF)に流用。
  • この水槽は縁あり(1センチ程度)だが、AT−20は引っかけ部が下ほど斜めに広がって縁あり水槽にも対応できるようになっているので、難なく設置可。

  • AT−20はメジャーなフィルターなので、交換用フィルターもその辺の西友などのスーパーでも簡単に入手できて便利。
  • 近所の西友では一パック150円程度で単品売りしていて、変に金魚屋で500円以上する3パック入りとかを買いだめしなくてもよい。
  • 通販だとたとえばcharm@楽天さんだと3パック入り378円とかで安いけど、送料がかかるので、水草などほかに買うものがあって送料免除になる場合に限って買うことに。

  • 外掛けフィルターの正規濾材の水槽側に差し込んで使う補助濾材。水槽のpHが低下気味の時によいとされているのと、中空ビーズ状の濾材がバクテリアの住処になりそうなので購入。フィルタを交換しても、この濾材を洗ったりしなければ、バクテリアは維持されているようで、フィルタ交換しても亜硝酸が上昇することはなくなりました。
  • テトラの外掛けフィルタAT−20にもぎりぎり使えます。正規フィルタを差し込むときに同時に沿わせて差し込むと入ります。

  • AT−20のストレーナー(吸い口)に金魚が食い荒らした水草の残骸がよく詰まるので、こちらを購入して取り付けています。
  • これ自体が補助フィルターの役割と、バクテリアの住処としての役割を兼ねてくれることも期待しています。事実、フィルタのお掃除の際に取り外して揉み出してみると、ドッと茶色い泥のようなものが出てくるので、期待通り働いてくれていると信じています。
  • AT−20には少し大きめなので、2/3ぐらいの長さに切って取り付けています。

  • あとで調べてみたら、AT−20にはこちらを使うべきだったのかも。でも、レギュラーサイズの方が厚みもあって、フィルターとしての性能は高そうだし、付かないわけではないので、まあヨシと。

ヒーター

  • 水草は空調の効いたリビングに設置しているのでヒーターは必要ないけれど、お正月など冬季に数日家を空けることがあったので、水温低下防止に購入。
  • 金魚専用の温度固定式(18度)とかいろいろ迷ったけれど、温度調節可能で汎用性があり温度センサ(サーモスタット)一体型でコンパクトなこれに決定。

  • 子供の頃飼っていた金魚がヒーターでおなかをやけどしたことがあったので、こちらをセットで購入。
  • これを付けるとかなりごっつい感じになるけど、まあ安全のために仕方ない。

自動給餌機

  • 長期不在時に生きながらえてもらうための必需品。金魚屋さんに訊くと、一週間ぐらいえさなしでも大丈夫と言うけれど、かわいそうだし不安だし。
  • 給餌機もいろいろ種類があるけれど、安価で水槽内へ転倒しにくそうでコンパクトな本機を選択。
  • 12時間毎、24時間毎、手動の3モードが選べ、一回に投下されるえさの量も細かいステップで調整できるので、問題なし。
  • 電池の交換がえさケースを取り外さないとできないのが面倒とか書いている人がいるけれど、どうせ最初にセットするときはえさケースを取り外すので、特に不便には感じない。
  • タイマーのスタートは電池交換時または12時間⇔24時間のモード切替をしたとき。必ずえさやりの時刻にこの操作をしないといけないので、出勤前の早朝にセットして出かけるとかができず、少し不便。
  • 一回のえさ投下量はえさの形態(フレークか粒か)やフレークでも粉砕度によってかなり異なるので、セット時に紙の上ででも何度か手動ボタンで動かして投下量の実験をしてみることをおすすめします。

水温計

  • 温度計は念のため取り付けておいた方がいいでしょう。冬季は水道水が冷たく、水換え時には水温ショックを防ぐために水槽内の水温と水道水の温度差に気を配る必要もありますし。
  • 水槽が狭く、水深も浅いので、このミニタイプを選択。
  • べつにダイソーなどの100均にも水温計ぐらいは売られています。なんでもいいのでは?

メンテ用品

  • 水槽が小さく浅いのでべつにコップでくみ出しても構わないのでしょうけど、いちおうこちらを準備。
  • 水の出口側を水槽設置台よりも低い位置まで下げないと、(水位分の高さだけでは)サイフォン効果が出ず水は吸い出されない。
  • 水位が浅く、吸い出される水流も弱いので、底砂内の糞などが十分吸い出されないため、ノズルのスカートを2センチ程度切断して使用
  • ノズルのスカートと直管パイプの接合部のシールが甘く、浅い水槽ではこの接合部が水面から出てしまうために隙間から空気が入り込んでうまく水が吸い出されないことが多いので、スカートに深くパイプを差し込んで漏れを防ぐとよい。

  • 長〜いピンセット。水草の手入れ時や浮遊物の除去時など、手をぬらさずに作業ができるので、あると便利。
  • ショップで買うと1000円以上と意外に高価。charm@楽天さんは1000円を切っていたので、ついでに購入。重宝してます。
  • あと、水草剪定用などに、専用のはさみも用意しておくといいかも。普段使いのはさみの流用は、糊など変な化学物質を水槽に持ち込む原因になるし。

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コケ取りのへら

  • 硝酸塩濃度が高止まりしているkoala家の水槽では水槽内面にコケが生えがち。コケ自体が硝酸塩を消費してくれるので、奥の壁側は生え放題で放置していますが、見える面はお掃除が必要。
  • 100円ショップで見つけた料理用のシリコン製のヘラ(写真)は先がわずかに曲がっていて、しかも直線状の先端。この形状がコケ取りに便利そうとピンときて購入。とても便利で気に入ってます。
  • 縁あり水槽の、縁近くのガラス上部も、うまくコケ取りできます。

  • テトラ「金魚の水つくり」など液体カルキ抜きを1L、500ccなどの少量の水に添加する際は、液体カルキ抜き剤のボトルの蓋にある計量カップは目盛りがラフすぎて使いにくいため、スポイトがあった方が便利。3cc程度のもので十分では?
  • あと、冷蔵庫で冷茶を作るときに使うような、1L程度のボトルもあるとよい(ペットボトルでも十分)。500ccと1Lのところに目盛りをつけておくと水換え時に便利。(料理用の秤で水の重さを量りながら目盛り付けをするとよい。500gで500cc、1kgで1L)



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Last-modified: 2014-11-09