メイン水槽 コメットの腹部のうろこが浮き、そこからなにやら突き出てる・・・

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  • ここ数ヶ月、微妙にうろこが1〜2枚浮いていた
  • 松かさ病というには浮いているうろこが少ないような。
  • かつて、同居していた金魚も類似の鱗浮き症状で、隔離して塩水浴だのあれこれしていたらすぐ死んでしまった経験が。
  • 浮いている鱗の下からクリーム色の5mm程度のものが突き出ている。ピンセットでさわってみたらすぐに崩れて水中に散らばった。糸を引いている部分もあって、何かが引っかかったというよりは、鱗の浮き部から分泌された粘液状のものか?もしかして膿??
  • とりあえず、多めに(半量)水換えしてから、「観パラD」を規定量投入して様子をみることに。

クロちゃん闘病続報

体の曲がり〜抗酸菌症?狭い水槽のせいで曲がった? (2013-10-26)

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  • 水槽の隅に首を突っ込んでじっとしている。
  • 上から見ると、尾の手前で背骨が右によじれ、さらに尾側で左によじれて湾曲しているようにみえる。
  • 泳いでいるときはふつうにみえたりもする。
  • 症状的には、おなかも膨らんでいるので「腎腫大症」に似ているけれど、1年以上飼っている金魚で当歳ではないので、ちがうんでしょうね・・・
  • webで「金魚*背骨*曲がる」「金魚*尾びれ*曲がる」などと検索すると、「抗酸菌症」(魚の結核?)てのも出てきますが、やせ細る、予兆として体(尾の付け根)が白くなる、などの症状がみられず、どうもちがうっぽい。
  • 狭い水槽で飼っていると体がよじれてしまうという説も見かけましたが、どうなんでしょう。おなかもふくらんでいるので、何かの菌か寄生虫の可能性が高いですが。
  • とりあえず「観パラD」投与と、少量のココアをやってみました。

17センチキューブ水槽に移し、塩水浴とココア餌開始 (2013-10-27)

  • テトラの17センチキューブ水槽にテトラのAT−20外掛けフィルタをセットし、エアレーションなしの弱水流で0.5%塩水浴開始。
    • この水槽は過去何匹も金魚を死に追いやっているので、エアレーションとやめ、水を3L程度にして(満水は4L強)AT−20からの水が複数本の糸状に水面へしたたり落ちるようにして酸素含有を稼ぎつつ循環水流を弱める工夫をし、極力ストレスを減らすようにした。
    • 水草は、あまりに水槽内が殺風景なので、旧メイン水草のカボンバを4本程度投入。塩水浴で枯れるかと思いきや、10日経っても枯れず、むしろ室内照明のみで長く成長している。
    • 底砂は敷いていない。照明もなし(室内照明のみ)。
    • 水換えは、塩でバクテリアの水質浄化が機能していない可能性と、金魚に対し水槽があまりに小さいことによる高速の水質悪化を考え、3日に一度実施。
    • フィルタ濾材は、活性炭ヌキの旧水槽のものをそのまま、補助濾材もそのまま。
  • 塩は水槽セット時(金魚投入時)、水3Lに対し12g程度で開始。(0.4%程度)

はじめの3日間(10/27−29)

  • 3日間、底に沈んだ状態はかわらなかったが、鱗数枚の逆立ち・浮きは眼に見えて回復してきた。尾ひれの模様に沿って付け根から先端まで一本の赤い線ができた。血?
  • 逆立っていた鱗4枚程度が閉じた部分(左体側)は、赤黒く充血しているようにみえる
  • 餌ははじめ2日間断食。3日目に耳かき一杯程度のココアをそのまま投与。だが、食べつけていないせいかほとんど食べない。(ココア投与後1時間程度はフィルター停止)
  • 水底に白い2cm程度の、シラスのようなもの1本と、乳白色半透明の2cmぐらいの細長いものが2本とが落ちている。寄生虫が出た??
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次の3日間(10/30〜11/2)

  • 3日後に0.5%塩水で2L(約半量)換水すると、それまで沈んでじっとしていたのが急に元気よく泳ぎ始めた。このあたり(0.4〜0.5%)の塩水濃度に、金魚の体調を左右する何らかの臨界点があると思われる。
  • 底の餌を漁るそぶりをみせたので、ココア耳かき山盛り一杯程度を与えるが、水面に漂うものも、固まって沈んでゆくココアも、ほとんど食べようとはしない。
  • 食べなれたフレーク餌を3枚程度浮かべてみると食べた!それにつられてか、水面のココアにも少しずつ手を出し始め、結局膜状にひろがって浮かんでいるココアをほとんど平らげた
  • その後は毎日、朝にフレーク3〜4枚、夜にココア少量を投与。フレーク餌は、口に入れてから長い間咀嚼するそぶりが見られる。食べる力が衰えているのか、口内炎や細菌感染が口の内部にあって咀嚼しづらいのか・・・。それでも吐き出さずに飲み込んではくれる。
  • 左体側の鱗の充血もおさまった。が、新たな鱗が浮いたようになったりあいて、まだ不安定。

次の3日間(11/3〜11/5)

  • ココアで水が茶色くなってきたので、フィルタ濾材を新しいものに交換。
  • 元気に水槽内を泳ぎ回るようになってきた。
  • ココアはやめ、朝に一度フレーク餌をやる常時体制に戻した。
  • 尾びれの先が黒ずむ症状が。ググッてみると、どうやら感染症の治癒過程で鰭や鱗に黒ずみが発生することがあるらしい。ただ、webに転がっている画像ではもっと墨のように真っ黒になっていて、うちの金魚の薄墨のような黒ずみとはすこし違うような。。。
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次の4日間(11/6〜11/9)

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  • 気がつけば、体の曲がりも治っています。どうやら筋力が衰えて、体長の半分に及ぶ長い尾びれをまっすぐに支える力がなくて尾部から尾びれにかけてダランと斜め横に垂れていただけのようで。
  • おなかの不自然な膨らみもほとんなくなりました。

その後の一週間 尾腐れ症状続く(〜11/16)

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  • 尾鰭の先端全体と腹鰭の一部先端部が黒く変色しては破れてちぎれて穴が開いて、という症状が続く。「観パラD」を入れてもさして改善しているようにも見えない。鰭が解けるほどの塩水濃度でもない。かといって、典型的な尾腐れ病のように、鰭が根元に向けてバサバサになってゆくような感じでもなく、ゆっくりと先端部が崩れてゆく感じ。随分尾が短くなった気がする。
  • 狭い水槽での塩水浴なので3〜4日に一度は1/3〜1/2の水換えを励行していて、しかも0.5%塩水なので、さして病原菌類が多く残存しているとも思えないのだが。底砂も敷いていないし。

同居させるはずだった新入りのコメットをメイン水槽に(11/17)

  • 同居させるはずだった新入りのコメット(9月購入)がずっと食卓下の待機水槽で待っている状態だったが、食卓に元気がない病魚を置いておくことに家人からクレームがついたので、メイン水槽を食卓上で新たに立ち上げて新入りを移住させ、病床のクロちゃんは17cmキューブ水槽のまま机下へ。
  • 机下なら宵っ張りの家族の灯す照明に深夜まで悩まされることもないので、ストレスは減るかも。

元気だけど鰭は徐々に先から崩れてゆく・・・(11/30)

  • クロちゃんはすっかり元気にはなったものの、鰭が溶けてゆく症状は改善せず。背びれや腹びれも崩れ始めました
  • 観パラDに引き続きヒコサン(マラカイトグリーン)も投与してみたものの、症状は改善せず
  • webでいろんな人のページを見ていると、個体によって塩水への耐性がかなり異なることや、高濃度の塩水中では鰭が溶けてしまうことがよく報告されている
  • ないとは思うが、塩水(といっても0.5%)が鰭を溶かしているという可能性を一応疑い、一旦塩水濃度を下げてみることに。手始めに、3.5L中の1.5L程度を真水に入れ替えてみた。

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Last-modified: 2014-11-09